旅のついでにちょっと寄り道
数年前の話しなんですが、旅の思い出の一つとしてブログに残しておこうと思います。
沖縄の宮古島を訪れた帰り、那覇空港で乗り継ぐことが多いのですがお互い乗り継ぎ先が違うと私だけ沖縄本島で一泊して帰ることが多々あります。なかなか一人旅には踏み切れない藤原幻なんですが、こんな切っ掛けを頂けたので寂しさを乗り越えてチャレンジさせて頂きました。
そんなときの記録を何年か分まとめてご紹介したいと思います。
一人旅なので格安の宿
一人で泊まるのに豪華なホテルは必要ないので、大体値段重視で決めています。そんな中で思い出せた3件をご紹介したいと思います。
ホテルトランスオーシャン
名前は何だか豪華ですよね。何だかんだ言って何度も沖縄には来ているんですが、那覇に泊まるのはこれが初めてでした。国際通りなんかは観光したことはあったのですが、その他の地区は初めてです。もちろんこの宿の知りませんでしたが2,500円位で泊まれるプランがあったので、若干安さに戦々恐々としながら予約したことを覚えています。
那覇空港で手荷物を受け取り、必よなものだけ小さなカバンに詰めていらないものは空港のコインロッカーに預けました。旅は身軽でないといけませんし、お土産に果物も有ったので持ち歩くより空港のコインロッカーの方が温度が低く一定に保たれるので痛むことも有りません。
空港からはゆいレール(沖縄都市モノレール)に乗り5駅目の旭橋駅で降ります。進行方向からすると左側の地区にグーグルマップを頼りに入っていきます。指示通り10分ほど歩くとホテルは見つかったんですが周りに何やら怪しげな光景が・・・
おやおやソープランドじゃないですか・・・店の前にはかなり怪しい客引きのオッサンたちが。うわー面倒臭い所に来ちゃったなぁ。これが安さの秘密かぁ。まあしょうがない。私にとってこのくらいのことは何でもありません。おじさんたちのオイデオイデを丁重にお断りしながら、ホテルにチェックインしました。部屋は想定内の狭汚さです。この夜は松山(那覇の歓楽街)を散策しながら呼び込みに声を掛けられるのを待っていたんですが誰からも相手にされず、近くの辻スーパーでお惣菜を買って部屋で食べたのを覚えています。
風紀的には良い場所とは言えませんが、何かされるわけではないので予算は抑えたいけどゲストハウスはちょっと…という方にはお勧めかもしれません。
ホテル トランスオーシャン MAP
〒900-0037沖縄県那覇市辻2-7-8
098-866-8109
那覇空港よりタクシーで10分/モノレール「旭橋駅」下車より徒歩10分、市内線バス 上の蔵バス停徒歩3分
バス・トイレ付、無線LAN有
ハーバービューマンション 壷川
この年は前年のどこの店にもいかない、遊べない自分の性格を加味してキッチン付きのマンションタイプの部屋をチョイスしました。それでも5,000円はいかなかったような気がします。
前年と同じ様に必要なものだけカバンに詰めて到着したのは、ゆいレールで4つ目の駅「壷川」です。ロータリーに降りて右手に5分程歩くとそこそこの上り坂になっていて、その左手にあります。受け付けは派手に看板が出ているのですぐわかります。不動産屋のオフィスそのものです。何か書類を書かされた記憶がありますが、内容までは定かでありません。他に居住している方々がいるという事で、迷惑にならないよう諸注意を受けお部屋にinしました。部屋に入ってすぐの所にキッチンがあるのですが、冷蔵庫が大きく邪魔をしていてまともに料理をするスペースはない感じでした。部屋は狭いベッドが嫌なのでワイドシングル(25平米)にしたせいか、無駄がなくてすっきりしていることもあり結構広く感じました。
この夜はスコールのような雨が降ったりやんだり。那覇中心街までは歩いて30分位かかるのですが、なんとか頑張って街ブラに出かけました。夕飯は松山近くのお食事処「みかど」でみかど風ちゃんぽんを食べたのを記憶しています。因みに沖縄のちゃんぽんは炒めた具材が麺ではなくご飯に乗っています。
HOTEL Mr’KINJO 辻
先年のハーバービューマンションは施設自体に不満はないのですが、いかんせん繁華街から遠すぎました。そこで今回は以前泊まったトランスオーシャンと同じ「辻」辺りでマンションタイプのホテルを探してみました。
見付かったのはその名も「Mr’KINJO」金城さんが沖縄に多いお名前という認識はありましたが、Mr’が付いていることに若干自己主張の強さを感じて不安にはなったのですが…
着いてみると普通のワンルームマンション、オートロックなので受付にインターフォンで連絡して空けてもらい2階の受付に行きます。受け付けはマンションの一室を使っているので、玄関を開けるとすぐに受付台がありそこで手続きをします。なんだか一昔前の怪しい風俗みたいです。
部屋は角部屋でハーバービューマンション同様余計なものはなく必要最低限のすっきりした感じでした。いや…最低限必要な物が一つ足りませんでした。ベランダに続く掃き出し窓は別に問題が無かったんですが、残念だったのは角部屋だからこその腰窓です。西向きだったから早めに気付けたのかもしれません。「カーテンが無い…」これじゃ朝眩しくて寝てられないじゃん。なんとかせねば!服を掛けてみてもダメ、大きなタオルは空港のコインロッカーです。ダメかぁ…仕方なくいつも便利な辻スーパーでスポーツ新聞とセロテープを買って塞ぎましたよ。部屋の雰囲気は崩れましたが、ガチャガチャしたスポーツ紙の記事が寂しさを埋めてくれて結果オーライとしましょう。
この夜は辻にある前から目をつけていたステーキ88で一杯やりながらステーキを頂きました。
Mr’KINJYO Color’z Ciizi
沖縄県那覇市辻2-18-6MAP
098-917-1571(フロント)
098-943-1431(コールセンター)
■営業時間:9:00~18:00
シングルルーム 5,000円以内
洗濯機・乾燥機が部屋にあります
ゆいレール旭橋駅から5分
まとめ
那覇には一人で泊まれ尚且つ安い宿が沢山あります。ゲストハウスだと千円台からあります。でも一人でゆっくりしたい場合には5千円のラインは考えないといけないかもしれません。まあ、それでも安いんですけどね。
今回の宿はどれも5千円以内でしたが、女性が一人で泊まるという目線に立つとそれぞれに一長一短があります。
トランスオーシャンはオーソドックスなホテル形式で入ってすぐフロントなのである意味守られていますし、何といっても値段が安い。しかし古汚く狭い、周辺環境が悪いというのが問題です。
ハーバービューマンションは部屋も広くて快適で住宅街に立地しているので風紀的には問題はありません。でも、居住者と一緒なのと玄関先まで何のセキュリティーもないので、誰でも部屋の前まで来れちゃうのはどうかと思います。
Mr’KINJOはトランスオーシャンと同じ辻なんですが、ソープ街からは若干ずれているのでそこまで風紀を心配することはないかと思われます。ただ、トランスオーシャンよりましだということで、それなりの方々はあるいています。ここの良さはオートロックが付いている点です。外部からの侵入者は取り敢えずはシャットアウトできるので風紀の問題と合わせてプラマイゼロと行った所ではないでしょうか。
できれば私を誘って欲しいところですが、もし一人で那覇を訪れる時は参考にしてみて下さい。
その他沖縄に関する記事はこちら