40代女性の20分の1は処女|高齢処女を取り巻く偏見の根源

40代高齢処女に対する偏見 誰にも言えない女性の悩み
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40代で処女はいけないことなのか?

女性が40代で男性との性経験が無い、いわゆる「高齢処女」であることは特別変わったことなんでしょうか?
40代の女性は一度は「奥さん」と声を掛けられた経験があると思います。
ということは世間では、女性は40代位であれば結婚をしていて性経験を持っているのが当たり前と認識していることになります。
ということは、40過ぎの女性は結婚していて当たり前という前提があるので、未婚で更に処女ともなれば変り者扱いで偏見の目で見られることになってしまうのです。
では男性経験が豊富な女性がもてはやされるのかと言えば、そちらはそちらで「尻軽女」として忌み嫌われます。
現実としては平成27年の国勢調査では、40代未婚女性は全体の16.7%、6人に1人が未婚です。その中で性経験が無い割合はおよそ3割に上ります。つまり40代女性20人に1人は性経験のない高齢処女なんです。

40代処女|国立社会保障・人口問題研究所の統計に見る高齢処女の割合
国勢調査を扱う国立社会保障・人口問題研究所の統計データから読み取れる40代高齢処女の割合は20人に1人。未婚女性では3人に1人という結果になりました。更に女性は20代の内に性経験が無ければ一生ないままで行ってしまう事も解りました。

20分の1をどう捉えるかは人それぞれですが、少なくとも「変り者」という程珍しくはない数字だと思います。
では、こんな偏見は何処から来たのでしょう。またなぜ20分の1にものぼる女性が性経験をしないでいるのでしょう。その辺りを考えていきましょう。

男と女では違うセックスの価値観

「初体験は飲み屋で知り合った女」なんて男性の話しをよく耳にしますが、男が聞けばこれは武勇伝になります。「初体験は飲み屋で知り合った男」と女性が告白した場合、聞いたのが男であれ女であれ告白した女性はふしだらと思われます。
「初体験は10代に夏の海で軟派した女」という話も同じ行為であったとしても男と女では正反対の捉え方をされてしまいます。
一般社会でもAV男優はステイタスで憧れの対象ですが、AV女優は隠さなければいけない現実となります。
このようにセックスに絡む女性への偏見は、当の女性本人も含め潜在的に誰の心にも存在します。

女性のセックスに対する偏見は生物としての根幹から

生物として雄はより多くの自分の遺伝子を残すことが宿命付けられています。雌はより優秀な雄の遺伝子を残すことが宿命となっています。
つまり男性はより多くの女性と性経験を持つことが、優秀さを示す雄としてのステイタスになるのです。
では女性はどうでしょう。優秀な雄の遺伝子を残すためには優秀な雄を「選別」するという作業が必須になります。人間の場合は、見た目・性格・経済力・将来性・愛情等の要素で優劣を判断することになります。その為には見極めるための恋愛期間と言うものが重要な要素となります。
それをすっ飛ばして行為だけを目的とした性行為を女性がすることは本能的に異常な行為なので、男女共に受け入れ難い反応となってしまうのです。

初体験をあおる風潮

80年代のティーン向け雑誌

大人は青少年に対し健全であれと教育する傍ら、10代のアイドルに異性との肉体関係を含ませた歌を歌わせたり、昨今では規制が強化されているようですが、少女漫画には当然の様にセックスシーンが描かれていたりしました。私が初体験をしたのが19歳の時なんですが、その時の感覚としては人より遅いという感覚でした。当時マスコミが流していた平均的な初体験の年齢は17歳で、殆どが高校生の時に初体験をするというのが当たり前な論調が有ったのです。その為遅いと感じていたんですね。実際の平均年齢はいろいろなところが適当な統計を出していますが、調査規模と実利を考えた時にある程度参考になるのがコンドームメーカの相模ゴムがとったデータで20.5歳(男女の区別なし)位。どちらにせよ、このようなデータを見せられれば、自分がそこに当てはまらない場合焦るのが普通かと思います。しかしこれらのデータあくまでも性経験がある人から抽出したものです。ここに性経験がない人の割合は含まれていません。当時の平均値と言われる17歳で見れば、性経験がある25%の中の平均値なのです。つまり圧倒的少数派の話が、あたかも世代の平均値と捉えられるような表現をされ、そこに当てはまらない圧倒的多数が煽られ焦らされてきたんです。

昔のメディアは過激でしたから…いろいろ問題を生んだと思います。
集団ヒステリーとも言えるかもしれません。

自己に対する偏見から恐怖心へ

焦らされた結果かどうかはわかりませんが、20~24歳の間で性体験をする女性は28%であるのに対し25~29歳では12.9%に落ち込みます。大人として女性としてそして結婚を意識し始めるこのタイミングで性経験をする女性の割合がもっと増えていてもおかしくはないと思うんですが、実際は激減しています。
その原因として考えられることが「今更処女なんて言えない」という感情なんではないかということです。
付き合って相手に処女だということがバレたら、世間から大きく後れを取っている自分が恥だという気持ちです。関係が上手くいかなかった場合もその恥が世間に知られる恐れが出てくるのです。そんな気持ちが根底にあるので、いつしか男性と付き合うようなシチュエーションになる前に防御線を張る習慣がついてしまうんです。それが今度は、歳を重ねるごとに男性を「知らない」ことへの恐怖を感じるようになります。男性がどんな考えを持って、どう行動するのかわらないんです。人は解らない理解できない物には恐怖を感じるようにできています。そのため益々男性には近寄りがたくなってしまうのかもしれません。
実際にこの様な思いで40歳まで来てしまったという女性は少なくありませんでした。

私の周りも20歳で処女なんて化石とか言ってました。
男性を知らないなんて、絶対言えなかった…

ですよね。本来性経験に年齢の線引きがあること自体がおかしな話なんですけどね。

高齢処女という言葉

最近高齢処女と言う言葉が新しく生まれたようです。「高齢」ってどれだけ差別的なんだと思っていろいろ調べると、どうやら2016年放送の新垣結衣主演のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」からきている単語のようなんです。ドラマを私は観ていないので、ネットから拾ったストーリーで高齢処女のいきさつについて書いておきます。

こんな言葉が一般化しているなんて知らなかった…

逃げ恥の百合の言葉に多くの女性が感銘

逃げ恥の百合に女性が感銘

主人公みくり(新垣結衣)の伯母である百合(石田ゆり子)の話し。百合は化粧品会社に勤める49歳。美人なので若い頃はそれなりにモテたものの、選り好みをしているうちに結局男性経験の無いまま閉経を迎えた高齢処女ということなのだそうです。
それだけではなく、百合の生き方や考え方が「多くの女性に勇気を与えた」と絶賛されているんです。私も逃げ恥の百合に関する記事を読ませて頂いた中で感銘を受けた言葉があります。それが「みんな違ってみんないい」という言葉です。
人間には周りと同調することで安心感を得るという性質があります。女性は本能的に備わった気質的のせいで、この傾向が強く表れます。しかしその集団に加われなかった者に対しては差別的な態度を取り、排斥したり攻撃したりしてしまうのです。
女性は流行に敏感ですよね。それは流行という大きな集団に自分が加わらないと、ダサい、遅れていると周りから攻撃されてしまうという強迫観念もあるんです。
思春期の恋愛経験は一番最初に触れる刺激的な流行です。17歳位でみんな経験しているとトレンドが設定されればそこに向かって流行りの雑誌を読み漁りどうしたら意中の男性をモノにできるか奔走します。そして、そうできなかった者に対しては、モテないレッテルを貼ってしまうんです。
でも、この行動は群れの繁栄や子育てのしやすさを追求するために雌に備わった本能で、女性が男性と対等に仕事をするようになった現代では、いささか原始的過ぎる感覚に思えます。今の生き方は人それぞれ。「みんな違ってみんないい」という百合の言葉通り、自分が納得していて充実していれば何歳で処女であっても周りから何か言われる筋合いはないんです。

高齢処女と言う言葉の発祥はポジティブなんですが…好きになれません。

セックスをどうとらえるかで変わる高齢

というように、語源がポジティブえあったのは救いなんですが、やはり”高齢”という表現が気になります。なぜ高齢という表現を使ったのでしょうか。ここのヒントは百合という女性の設定にありました。
百合は「男性経験の無いまま閉経を迎えた」とあります。女性は女性として生まれたからには一生女性ですが、子供を産むという最終期限が閉経という形で訪れてしまうという事も紛れもない事実です。なので、初潮の平均が12歳で閉経が50歳、単純にこの間を妊娠可能期間と捉えた場合、38年間は子供を産むことが可能な時期になります。これを女性の一生に換算してみます。平均寿命が87歳、高齢者と位置付けされるのが65歳(日本の基準)なので人生の25%が高齢といわれる年齢になります。これに38年間を掛けると9.6歳となります。つまり40歳を越えると妊娠することに関しては‘‘高齢”という位置付けにはなってしまいます。実際問題として女性にとって40歳という時期は更年期障害が始まる時期でもありますし、40代後半での妊娠は可能ではあってもリスクが高くなってしまったりします。
でも、そもそもセックスって子供を作るためだけにするんでしょうか?子作りの目標を達成した夫婦はしなくなるのでしょうか?それは全く違う話ですよね。

セックスはコミュニケーション
セックスは生殖行為ではありますが、それ以上に男女間における最高峰のコミュニケーションという重要な役割があります。コミュニケーションであれば、閉経も何も関係ありません。やる気さえあればいくらでもできるのですから。もちろん肉体の変化に伴う工夫は必要かとは思いますが、コミュニケーションの一つとしてのセックスには高齢という概念はそぐわない感じがします。
逃げ恥の放送以降、ネットを見ていても高齢処女を面白おかしくネタにしている記事が溢れています。偏見はメディアの得意とする分野なので仕方がないと思ってください。自分の価値は他人や社会に決められるようなものではありません。人と違ってもいいのです。どうか高齢処女と言う言葉で自分を縛ったり傷ついたりしないでください。
今回は巷で高齢処女と言う言葉が定着し始めているようなので取り上げましたが、こうして記事を書いている私も100%賛成しかねる言葉ですが、読者と記事を繋げるためのキーワードとして使わざるを得ないことをご理解願えればと思います。

セックスを生殖行為とするならば40代は高齢ですが、コミュニケーションの一つと考えたときは全くナンセンスな言葉になります。
気にしないで行きましょう!

でもやっぱり経験はしてみたいと思ったら

普通の恋愛に向かう勇気を持てるようでしたら、人生一度きりなので後悔しないようぜひ頑張ってチャレンジして頂くのがよろしいかと思います。
しかし、そんな勇気は持てないという方には「レンタル彼氏出張ホストおもちゃのGEN」を選択肢の一つとして頭の片隅に置いて頂けると嬉しいです。
また、私の話しはこちらにも詳しく書いてありますので、参考にして頂けたらと思います。

40代処女を取巻く現実と相談の実例|ときめく未来へのライフプランの提案
40代女性の性の相談で一番多いのが処女の悩みです。要因は様々ですが、世間だけでなく自分の中にある偏見も無視できません。過去の処女の実例も紹介しながら40代処女の方へのときめく未来へのライフプランをレンタル彼氏出張ホストおもちゃのGENがご提案します。

今回表した割合の根拠はこちらに詳しく書いておきました。

40代処女|国立社会保障・人口問題研究所の統計に見る高齢処女の割合
国勢調査を扱う国立社会保障・人口問題研究所の統計データから読み取れる40代高齢処女の割合は20人に1人。未婚女性では3人に1人という結果になりました。更に女性は20代の内に性経験が無ければ一生ないままで行ってしまう事も解りました。

 

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