セックスレスの現状
セックスレスの統計資料
セックスレスについて興味深い統計が日経デュアルから発表されていたので参考にしながら話を進めていきたいと思います。
【アンケート概要】日経DUALの読者を対象に2015年8月7日~8月25日にインターネット上で実施。女性346人(79.9%)、男性87人(20.1%)の回答を得た。回答者の子どもの人数は、1人が45.7%、2人が43.0%、3人が10.2%。回答者の平均年齢は36.0歳。パートナーの平均年齢は37.4歳とあります。
抽出対象が出産や育児といった変化の影響が大きく出る年齢層なので、他の年齢層は別に考える必要がありそうです。
年齢は平均値でしか公表されていないので、加齢による衰えやパートナーとしての期間は考えずザックリとした統計資料です。
また男性に関しては回答が極端に少ないので統計というよりは参考意見程度にとらえていた方がよいかと思われます。
この調査の結果「セックスレスだと思う」「どちらかというとセックスレスだと思う」の割合を足すと58%がセックスレスという認識を持っています。
しかし、夫婦の営みをしたいかと問われると「積極的にしたい」「どちらかというとしたい」が男性で81.6%女性で56.0%平均すると68.7%がしたい気持ちがあるということになります。
したいのにできない?
ここで注目したいのは、セックスレスだと思う男女が58%、SEXにをしたいと思っている男女が68%という結果です。
したいと思う結果が男女差がありすぎるので女性だけで比較してみても、セックスレスだと思う57.3%SEXをしたいと思っている56.0%と同じような比率になります。
SEXをしたくなくてセックスレスになったのであれば、セックスレスの比率は42.7%でなければなりません。
ということは、14.6%の女性はしたいと思っているのにできないということになります。
SEXをしたくない男性は18.4%で、データとしては近似値を示しているので男性側の要因でSEXができない状況と考えても大きな間違いにはならないと思います。
因みに男性では60.9%がセックスレスと感じているので、42.5%がしたくてもできない状況と言えます。
これは女性が出産後に起こる脳の変化に原因があると捉えるのに充分な数値といえるでしょう。
セックスレスの原因は?
女性に起こる脳の変化
藤原幻が考える男女差が大きく出た原因を書いておきます。
ここには出産という大きな要因が起因して、その差が出てきているものと考えています。
男性は自ら出産をすることはないので、出産前と出産後で身体的精神的変化がないためにしたい気持ちにも変化があまり感じられない。
しかし、男性の性欲は視覚刺激からの影響が大きいので出産後の妻の身体的変化に萎えてしまい制の対象でなくなってしまうということもあります。
女性は受胎から臨月、出産と時間を追うごとに脳が変化し、女性脳から母親脳に切り替わっていきます。
女性脳の時は遺伝子を残そうとする本能からSEXには積極的であったりするのですが、母親脳になると子供を守ることが第一となり新たな生殖行為には関心がなくなります。
また、肉体的にも回復や乳の生産に多くのエネルギーを消費するために、性行為は面倒に感じるようになります。
先にも述べましたが、この統計には時間経過が考慮されていません。
当然女性の気持ちも出産から時間が経てば変わってくるようですが、その割合はここから読み取ることはできません。
その他の要因
女子SPA!に簡単にまとめた文があったので引用させてもらいました。
◆「ご無沙汰カップル」の平均像
・どちらか(あるいは両方)が最近太ってきた
・SEXレスをネタにしている
・二人でテレビを見るなど、趣味に時間を割きがち
・一日中ジャージかパジャマを着ている
・二人でよく飲み歩き、食べ歩きしている
・「パパ」「ママ」もしくは子供っぽいニックネームで呼び合っている
・部屋が所帯じみている(もしくは散らかっている)
・軽いスキンシップが習慣化している(胸を触るのも挨拶代わり)
まあ、あまり参考にならないことが多いのですがいくつか重要なことがあります。
太ってきたとパジャマは異性としての刺激が欠如してきてしまっていることの現れです。
SEXはコミュニケーションの最高峰にあるものだと私は位置付けています。
お互いが知りたい部分を知ろうと探り合うことがコミュニケーションの基本です。
SEXは相手の喜びがどこにあるのか、全身を使って知ろうとする行為だと思っています。
そのためにはある程度の神秘さは必要不可欠なんです。
余りにも慣れあいすぎて知る必要のないところまで知ってしまったり負の部分を見せつけられたりすると、もっと知りたいという欲求が失われその相手とのSEXにも興味を失ってしまうのです。
また経験上最も多いのがマイナス要因が、パパ・ママと呼び合う行為です。
もちろん、お父さん・お母さんも同じです。
このような呼び方をすることで、恋人であり性の対象だった相手を親のような性の対象外のところに置いてしまうのです。
人はパパ・ママと呼ばれるといつの間にか暗示に掛かり、呼ばれる対象のように振舞う傾向があります。
男性から見てママは世話をしてくれる人で、SEXの対象ではありません。
女性から見てパパは守ってくれる存在で、SEXの対象ではありません。
セックスレスの相談を受けるとほとんどの方がこのような呼び方をしていて、一様に言うことが「SEXの対象として見れない」ということでした。
解決方法の提案
一般的な解決策はネットでも紙面でもいろいろ取り上げているのでここでは割愛します。
私が出張ホストなので、そこに絡めた解決策の提案をしたいと思います。
パートナーとのセックスレスを解消したい場合
3Pなどの複数プレーを提案してみる。
またはパートナーが承知の上で他の男性とデートをする寝とられプレー(NTR)等も流行っています。
実は驚くことに、この手のプレーを好む男性は非常に多い傾向にあります。
独占欲や支配欲の強い方程ハマるようです。
昔と違いインターネットからはたくさんの情報が溢れてきます。
妻がセックスレスに悩んでインターネットを検索していたらこのHPにたまたま出会ったとしても何の不思議もありません。
3Pプレーや寝取られプレーなんて言うとおどろおどろしい感じがしますが、スタンスにもよりますが結構あっけらからんとしたものです。
効果として男性からは客観的な位置からパートナーの姿を見ることになるのでとても新鮮に映ります。
そしてパートナーが他の男性に愛撫をする姿には、異様な艶めかしさを感じます。
またパートナーが攻められている姿を見れば、被虐的な感情と嫉妬でパートナーへの思いが強まったりします。
そこで自分のパートナーが「女」であることを再認識するのです。
女性の側は意外と冷静なことが多いですね。
私としていても意識するのは、パートナーの表情であったり反応です。
女性の側にもパートナーとの一体感や共有できる行為ができることで充実感があるようです。
なんてことを書きましたが、この話を相手にした時点でセックスレスはもう終わっていると思います。
性生活について話ができる土台を作れれば後は話し合ってお互いの思いを共有するだけなんですから。
まあ、普通はなかなかそこができないんですけどね。
現実的にはこちらでしょう。↓
一人で解消したい場合
話し合いなんてとんでもない。
今更パートナーは性の対象とは見れないし考えただけで気持ちが悪い・・・と言ったところまで行ってしまった方はどうぞ普通にご予約下さい。
安心安全に楽しくご希望を叶えたいと思います。
この様な悩みで私のところに一人で来られた方で、段々とパートナーに対する見方が変わりセックスレスが徐々に解消していったという方もいらっしゃいました。
その方は男性の価値観を知ったり、欲求を吐き出すことで余裕ができ今までの自分を振り返ることができたりした結果、後ろめたさも手伝って一歩下がってパートナーの気持ちを考えられるようになったからだと話されていました。
私は恋愛関係にはなれませんが、止まり木になれる心友として接していきたいといつも願っています。
この方のように、パートナーとまた良い関係が戻ったことは大変喜ばしいことだと思っています。
まぁ、バレることを考えたらリスクは大きいかと思いますが、実際の不倫に比べたら言い訳が効く分まだましかと思います。
よろしければお待ちしてます。