【おじさん】その切なくも悲しい生き物を科学する

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はじめに

おじさんというと何かと悪者扱いされ煙たがられることが多いのですが…
おじさんだって、いきなりおじさんとして生まれて来た訳ではなく、元気な男の子だったりちょっと気になる憧れのイケメンだったり、可愛い新入社員だったりしたんです。
更には、一生を捧げるくらい大好きな恋人だったんです。
それがいつの日からか「うるさいなぁ」「わかってないなぁ」「まただよ…」と忌み嫌われる存在に。しまいにゃ「臭い!」って…おいおい。
そんなおじさんも社会の一員であり、社会的にも経済的にも人数的にも大きなウエイトを占めているので、その付き合いは避けて通ることはできません。
そこで、おじさんという生き物を科学的に掘り下げて良く知る事で、おじさんに接する時のストレスの低減を図れればと思い執筆させて頂きました。
ただし…ここでの話はあくまでも私の論理と経験であって、ベースには大いなる偏見と自身への投げやりな絶望感があることをご承知願います。科学とは書いていますがエンターテインメントとして楽しんで頂けると幸いです。

先ずはここから「雄とは何ぞや」

おじさんを知るには、先ずは「雄とは男とは何か」ということを考えて行きましょう。

雄を必要としない生き物

生物には雄を必要とせず、雌だけで命を繋げる種が多く存在します。
これを専門的には「単為生殖」といいます(細胞分裂で増えるものは除く)。単為生殖をする生き物は、アリやミツバチ等の昆虫類だけでなく、サメなどの魚類や爬虫類の一部でもその存在が確認されています。
そもそも雌は自分と同じ遺伝子を卵としてコピーする能力が備わっているので、「自分と同じもの」を残すのであれば、他の個体から遺伝子を受け取る必要はありません。
では、なぜ雄がいて「交尾」なんて面倒なことをして他者の遺伝子を受け取る必要があるのでしょう?
その辺をミジンコを例に挙げて考えてみます。

ある時突然雄が⁉

淡水にすむミジンコ(筆者は大学でミジンコの研究をしてました)は、通常の状態では雌しかいません。自らの殻の内側に複数個の卵を産み、そのまま孵化させて増えていきます。
しかし、稀に雄が産まれることがあるんです。そのメカニズムまで説明すると大筋から外れてしまうので割愛しますが、ザックリ言うと水が干上がりそうになるなど環境が変わった時に出現します。
雌はその雄と交尾をすることで「耐久卵」という枝豆に似た、乾燥にも耐えられる卵を産み落とします。
ここでのポイントは耐久卵ではなく他者の遺伝子を受け取るという点です。
自分の産み落とした個体はコピーと同じですが、他者の産み落とした個体は同じ種であっても体の大きさや、温度や水質の耐久性といった部分で少しずつ違います。
この違いを次世代の遺伝子に取り込むことで、環境の変化に対応できる個体が産まれる確率を上げようという訳です。

つまりこういうこと

先に上げた「単為生殖」を行う生物は、最初は雄がいて多様化した中から今の環境に適応した個体群が生き残り、そこから環境の変化が無かった為、雄を必要としなくなったのです。
しかし、変化の著しい環境下では生物は、少しずつ違う他者の遺伝子を「雄を使って取り入れ多様化させる」ことで、生存確率を上げないといけません。
見方を変えれば、環境さえ安定してしまえば、雄なんて要らないのです。
極端な言い方をすれば、生命は雌が主役。
雄は他の雌の遺伝子を運ぶための存在と言えるのではないでしょうか。

優秀な遺伝子とは?

当然ですが、雌の繁殖能力には限界があります。なので、効率よく生存確率を上げるために雌は優秀な遺伝子を持つ雌から生まれた雄を選択する必要があります。
では、優秀な遺伝子とはどんなものでしょう。
先ずは運動能力が高いこと。運動能力が低ければ、そもそも雌に辿り着けません。
次に生命力が強いこと。これもすぐ死んでしまっては雌との交尾確率が下がります。
最後に生殖能力が高いこと。せっかく出会って交尾をしても受精確立が悪ければ話になりません。
この三つが揃っている雄は過酷な環境下でもより多く、より長く、効率よく遺伝子を運べるという点で優秀といえます。
社会性のある生物の雌はこれに他の要素も含めての選択となりますが、受精だけの生物の場合は多くが自分の所に辿り着いた時点で環境に耐えうる優秀な雄と判断されているものと思われます。

ざっくり雌と雄をまとめると

雌はより優秀な遺伝子を取り込み、より優秀な子孫を残すことが役割。生物の主役。
雄はより多く自分の遺伝子をばら撒くのが役割。環境さえ安定すればいなくていい。

男とは何ぞや

さあ、雄という生き物が悲しい結論になりましたが、人間という複雑な社会性を持った生き物の場合、男はどのような性質を身に付け生物としての立場を確立しているのか考えてみましょう。

性差の基本形から男性を考える

男女平等が叫ばれている現代ですが、同一労働に対する賃金格差はあってはいけませんが、性差を無視した労働も問題があります…というような話はさておいて、もうちょっと科学?的な話しを続けます。
基本的に男女は生物としての役割が違うので、その特徴にも違いがあります。
少ないですが基本である狩猟時代を例として要約して挙げてみます。
あ、肉体的な所は解り切ったことなので省きます。

性差による男性の特徴

1~3はChatGPTに書かせたのですが、4~6は私見です。

  1. 空間的な課題を解決する能力に優れている。
    これは狩猟や方向感覚の発達と関連しています。
  2. 競争的な傾向がある。
    これは狩猟や戦闘などの競争が進化の過程で重要であったためと考えられます。
  3. 自立心が強い。
    これは一人での狩りやリーダーシップの必要性に由来しています。
  4. 夢見がち(睡眠時ではなく)。
    これは「ここに行けば大きな獲物がいる」「美味い物を持って帰れば群れから尊敬される」といった夢を描く事が、命がけの過酷な狩猟に向かわせる原動力になっていたためです。
  5. 勘違いしがち。
    これは自分の実力冷静に把握してしまうと怖くて命がけの狩りなんて行けなくなるためです。
  6. 虚勢を張る。
    無意識下の本能的活動と自己防衛。
    実力以上に少しでも大きく見せることで、とりあえずでも女性を引き付け交尾の機会を増やしたいからです。また群れのライバルや若い勢力に対決の構図になって殺されることを避けるために、布石を打つといった意味合いもあったでしょう。

比較した方が解りやすいので女性の場合もChatGPTの部分だけ載せておきます(私見まで書くと嫌われそうなので)。

  1. 言語的な課題において優位に立つことがある。
    これは共同体内での関係構築や子育てにおいてコミュニケーションが重要であったためとされます。
  2. 協調性があり社会的なつながりをより重視する傾向がある。
    これは子育てや共同体の結束が進化的に重要であったことに関連しています。
  3. 共感的な側面が強い。
    これは子育てにおいて重要であったためと考えられます。

男女の性行動の違い

ちょっとだけわき道にそれますが、上記項目の雌と雄のまとめから、男女の性行動の違いを皆さんも興味があると思うので書いておきます。

雌はより優秀な遺伝子を取り込み、より優秀な子孫を残すことが役割なので、寄ってくる雄の中からより優秀なものを選別します。
人間で考えてみましょう。
異性に目覚めたばかりの小中学生は、社会的な条件付けはできようがないので、感覚的な原始的性衝動で恋愛感情を抱いていると推測されます。
そこでモテるのはスポーツができ勉強もできる男の子。
古代で言えばより多くの獲物を獲得し家族の安全を守る能力の高い雄に自然と惹かれるようになっているという事です。
勿論、スタイルが良く顔が良いというのも遺伝的優位性なので、そこも伴っていればいう事はありません。

では、雄はどうか。
雄はより多く自分の遺伝子をばら撒くのが役割なので、性行為の相手は本質的には誰でもいいのです。
家族としての相手は一生ものということで真剣に相手を吟味しますが、そもそも人間は本能的には一夫多妻制が基本です。一夫一婦制は宗教的観念から出来上がった制度なので、男にとっては本能的に一生一人の女性とだけしか性行動をしないという事の方が異常事態なのです。
ちなみに可愛い女性を選ぶ男性は、自分に自信が持てないので幼児性を感じる支配しやすそうな相手を選びます。
美人タイプを選ぶ男性は、高いステータスを周りに認めさせたいという自己顕示欲から見栄えのいい相手を選びます。
ただ何だかんだ言っても、男は夢見がちで勘違いする生き物なので、女性が上手くやってくれれば結婚まではそう難しくないと思います。ただ浮気は本能なので、強い宗教観念と特異な固執性(間違いなく別の問題が発生しますが)がある男性を選ばない限り難しいかと思います(浮気の線引きにもよりますが)。
また、男の間ではセックスをした女性の数で優劣が付きます。
当然、社会的地位や財産・家柄等、ステータスを主張できるものはありますが、なんだかんだ言っても女の数なんです。
社会的ステータスは女性を引き付ける手段、経験人数は結果と捉えると解りやすいかと思います。
バカみたいな話ですが、ミジンコの項目で述べたように交尾の機会が多い=優秀な雄という遺伝子の判断基準になっているので仕方ありません。
その証拠に、飲み屋で散々マウントを取ってきたおじさんが、私が元AV男優で現レンタル彼氏だという事を打ち明けると、いきなり敬語になって下手に回ったりするんです。
おかしな話ですけれども、セックスの人数で男は自尊心まで左右されるようです。

さあ、話を戻します。

現代的視点に置き換えると

  1. 空間的な課題を解決する能力に優れている。
    デートで女性をエスコートしたり、トラブルを回避するために有効です。建築物や乗り物等立体物を作るのが得意です。
  2. 競争的な傾向がある。
    社会的立場や収入をアップさせるという良い面に出れば役に立ちますが、競争に負けた時が厄介です。
    また、競争心がネガティブな方向に出ると嫉妬やひがみといった感情に支配され、精神を壊したり暴力的になることもありますので注意が必要です。
  3. 自立心が強い。
    現代の男性にはあまり期待できない能力です。
  4. 夢見がち(睡眠時ではなく)。
    これは「きっと俺はBigになる!」「絶対に勝てる!」といった根拠のない夢を描く事が、なかなか報われない厳しい人生を生き抜く原動力になっています。
    また、女性に対しても都合の良い方に夢を見ているため、上手く利用すれば便利な特徴でもある。
  5. 勘違いしがち。
    弱い男ほど、冷静に現実を直視すると生きていられなくなるため自己防衛本能として発動します。
    ただし、勘違いの仕方によっては、実力以上の結果が転がり込んで自信を付けると言った側面もあるので全否定はできません。
    ただ、現実的な特徴を持つ女性にとってはいらいらの根源となる迷惑な特徴でもあります。
    しかし「夢見がち」な特徴と合わせて上手にコントロールできれば有益に働く特徴ともいえるので相手をよく観察して導いて挙げて下さい。
  6. 虚勢を張る。
    無意識下のメンタル維持と下心。
    社会的立場で媚びへつらっている男性ほど女性や年下の男性に虚勢を張る傾向があります。虚勢を張ることで無意識に心理的バランスを保っているとも言えます。
    もちろん女性に対しては自分を良く見せて、良い仲になりたいという下心が基になっている場合も多々あります。
    特に酔った男性の自慢話はまともに受け止めないで、話半分、褒めて対応しておけばそれほど害はありません。

男は絶滅に向かっている⁉

先の雄についての項目で環境さえ安定していたら雄はいらないと述べましたが、現代社会の発展の方向によっては、男性が必要なくなってくる可能性があります。
例えば上記項目の男性の得意な空間認知能力も、GPSやカーナビの出現に始まり今は自動運転が実用化目前で必要のないものとなるでしょう。
ガラパゴスな業界だった建設業も何十年か前から腕力から機械化へ切り替えが始まっています。大きく見ればエネルギー問題さえ解決すれば人類が争う必要がなくなり、温暖化しようが氷河期になろうが、現在の科学技術でも快適で充分な食糧のある暮らしが実現可能になるでしょう。
そうなれば遺伝的な多様化も雄の能力も必要と無くなるので自然原理の通りに行けば、新たに男が生まれることはなくなって行くと予測している科学者もいます。

さあ、ここからが本題おじさんの話しです

えーっと…ちょっと前置きが長くなりましたが、ここからやっとおじさんを科学していきます。
考え方としては、人間最後はプラマイゼロと言う考え方を基準にして、老いにより男性から減った分増える物を考え、その結果を推測、実際の事象と結び付けるという感じです。
ただ先にも述べましたが、ここでの話はあくまでも私の論理と経験であって、ベースには大いなる偏見と自身への投げやりな絶望感があることをご承知いただき、科学とは書いていますがエンターテインメントとして楽しんで頂けると幸いです。
※鵜呑み厳禁

おじさんの特徴

先ずはおじさんを定義付けると【ただでさえ絶滅という悲しい結末を背負った男性が(※注 あくまでも勝手な仮説ですからね💦)老いが加わった状態。老人の手前】という感じでしょうか。
おじさんの年齢は社会的には定義付けされていませんが、私の感覚では中年と言われる40歳から年金受給前の64歳位を想定しています(ちなみに私は2023年現在55歳です)。
その特徴を羅列するときりがないので、先ほどの男性の特徴6項目に当てはめて考えてみましょう。

空間的な課題を解決する能力に優れているはずが

年齢に伴い肉体的能力は右肩下がりでどんどん失われていきます。
一番最初が目。そう老眼です。
また脳自体が委縮してくるので空間認知能力は衰えていきます。
加齢による脳の萎縮は、脳容積の減少を指します。
脳の神経細胞は加齢に伴って数が減り、脳は萎縮していきます。一般的には、30歳代くらいから少しずつ脳の萎縮が始まり、65歳くらいになると、肉眼的にも「明らかな萎縮がある」ことが、分かるようになります。自信満々なのに迷ってしまう。なんて現象がこれに当たります。

競争的な傾向はかわりませんが

年齢と共に勝率が悪くなり、その分落ち込み傾向が強くなります。
この傾向は勝率の高い人ほど落ち込み度合いも深くなります。
勝率の低かった人はそこそこ柔軟に対処できる場合が多いので経験値の差なのかもしれません。
また、落ち込んだ場合、鬱傾向になりやる気をなくすタイプと、できる若者に対して僻み攻撃性が増すといったこともありますので注意しておいて下さい。
取扱いとして、鬱傾向には「話題を変えて褒める」、攻撃型には「同調しておだてる」といった方法を取ってみて下さい。
経験値で一つ、経験値がものを言う課題では若い人には負けませんが、体力知力で瞬発力を必要とするものに対してはめっぽう弱くなります。脳の萎縮が原因かもしれませんし何か詰まってるのかもしれません。

自立心云々というよりは

立場が上がって横がいなくなるし、親の引退に伴って家業を継ぐ者もいる。
更には友達も減るので自立せざるを得ない時期でもあります。事と次第によっては孤立とも言えなくもありませんが。その反動で、寂しさと孤独に耐えかねて女性に依存したり執着するのもこの時期です。
またこの期に及んでほったらかしてた奥さんにすり寄ったり束縛したりするタイプへ変化することも少なくありません。
そう、おじさんは寂しいんです。

夢見て死にます

若い頃に描いていた夢は、現実の波にもまれ思い出という名に変わって心の奥底に眠らせて仕舞っています。たまに思い出しはしますが、実現する時間も体力もお金もないのでどう逆立ちしても実現することが無いと分かっているので、溜息と共にまた仕舞い込むのです。
これは経験を積んだっ結果、若い時は気付かなかった社会構造や人間関係、己の実力等を嫌でも理解できるようになり、描いていた夢がいかに浅はかな物だったか気付きを得てしまったためです。
とは言え夢を見るのは本能なので、全く見ることが無くなる訳ではありません。自身のステータスのような社会的な夢が削がれても、本能的な夢が残ります。つまり「女性」に対する夢という事です。
多くのおじさんは理屈を言えば自分が生物学的に女性にモテるはずがないことは理解すると思いますが、受け入れることはできません。本能を否定することは雄としての死を意味するからです。
「もしかしたらもしかするかも」「この世に一人くらいは俺を好きになる女性がいてもおかしくない」といった根拠不明の理屈を掲げ、なけなしの小銭を握りしめ夜の街へ夢を見に行ってしまうのです。
基本的には討ち死になんですが、おじさんが集まると悲しい雄の競い合う習性が出て虚勢の張り合いが始まり、それに刺激され夢という名の風船が膨らんでしまい、死ぬのが決まっている夜の街にフワフワ流されて行ってしまうのです。
また、対する女性の振舞次第で、本来ブレーキになるはずの人生経験が反作用を起こし「彼女を解ってあげられるのは俺だけだ!」なんて始まったら始末に負えません。膨らみ過ぎた風船のせいでで周りが見えなくなったまま果てしなく上昇していく事でしょう。もちろん風船は限界まで膨らめば割れます。おじさんは一人寂しく落ちて死ぬんです。
でも心配はありません。お金という希望があればまた風船は膨らみますから。
まとめるとおじさんは夢を見ても見なくても死ぬんです。

勘違いしさせておくのが無難

新しい事象に関する勘違いは自尊心を傷つけないよう配慮して正してあげれば直るかと思いますが、若い頃からおじさんになるまで気付かなかった勘違いは、もはや本人の中では核心になっている場合が多々ありますので注意が必要です。
実害がないようでしたらスルーが最善ですが、実害があるような事項については、正すより回避の方法を模索して下さい。それでもどうにもこうにもならない場合は、腹を括って議論し突破するしかありません。ただこの場合、頑張って論破したとしても、おじさんはプライドを傷付けられているために恨みを買う事は間違いないでしょう。

虚勢は仕方ない

女性の中年期の老化は「変化」と捉えられますが、男性の場合は明らかな減退です。
また、気持ちに身体が付いてこないと言った話しはよく耳にすると思いますが、これは精神の減退より肉体の減退の方がスピードが速いのでそう感じてしまうんです。
気持ちが若いまま肉体が衰えていく状態は男性にとっては非常にアンバランスな状態。特に女性に対しては以前の様にはいかなくなります(セックスも不調、そもそもその相手としても選ばれなくなる)。
それでも成し遂げたいという精神的な願望は変わらないので、虚勢を強めることでマイナス面をカバーしてバランスを取ろうとしていると考えることができるかと思います。
人間最後はプラマイゼロと考えれば、勢いが減少した分を虚勢で補いなうのは仕方ありません。もしおじさんが自慢話や大袈裟な物言いをしてきたら、身体を心配してあげて下さい。

嗚呼おじさんという悲しき生き物

ちょっとネガティブが過ぎたかもしれませんが、おじさんがおじさんをディスっているという事で、攻撃ではなく自虐と捉えて頂き許してもらえるとありがたいです。
あと、もう少しだけお付き合いください。

おじさんを理解するには時代背景を知ろう

おじさん達は昭和時代の半ばに生まれました。その頃は現代の様な「多様な価値観」はなく、概ね「男は男らしく」「男なんだから強くなれ」「負けたのは根性が足りないからだ」といったことが当たり前の価値観としてありました。
もちろん失敗すれば体罰は当たり前。今では刑事訴追されてしまうようなことも、熱血指導として称賛されていたんです。もう真逆ですよね。
そんな時代に人格が形成されているので、多様な考え方が尊重される現代においては、結構ミスマッチなところがあるのは否めません。
理屈ではおじさんも解ってはいるんですが、人格の芯の部分は思春期くらいまでに固定されてしまうので完全な形で変わるのは難しいでしょう。
もしかしたらそれが若い方々には、融通が利かない、頑固、強引と捉えられることもあるかもしれませんが、そんな気質も状況によっては有益に働く事もあるので、ただ拒絶するのではなく、時代の違いを考察して理解を深めてもらえると良い関係も築けるのではないかと思います。

女性に対するおじさんの性質

時代的には「男尊女卑」です。とはいっても女性を差別せよという話ではなく「男は偉いんだから女を守れなきゃだめだ」といった感じでしょうか。
偉いというのに根拠はありませんが、戦後の労働力不足の時代を生きた親に育てられているので、その名残といっても良いでしょう。
女性に対しては“男なんだから”「守らなきゃ」「リードしなきゃ」「食わせなきゃ」といった価値観のプレッシャーを掛けられていました。
ただ、生物学的に言えば原始の頃と手段が違うだけでそれほど状況的には変わらないシンプルな価値観だったと思いますし、当時は女性もそれを良しとしていました。
故に、おじさんは男性として結構シンプルに接してしまう事が多々あります。
社会的な部分では制約の蓋があるため、意識的に諸々配慮できたとしても、妻や本能的な付き合いの女性には、シンプルが故についつい昔の価値観で接してしまうという事が起きてしまいます。

先ほどの3つの価値観には「強引さ」と「してやった感」という副産物があります。
先ずは強引さ。今はご法度ですが、強引に奪うとか強引に連れて行くなんてことがドラマティックなイメージでとらえられていました。
男らしさ=強引さといったところでしょうか。
これは当時もそうですが、求めあう者同士の間だから成立する話しで、温度差がある場合は大抵事故ります。特におじさんは気質として温度差が大きい状況を見誤る危険性が高いので、これで失敗し嫌われることが多いような気がします。
強引さ×夢見がちな気質×勘違いの気質=大迷惑(あるいは犯罪行為)

してやった感はリーダーシップが年月を経て、してやったという恩着せがましい状態に変化することと思って下さい。
守らなきゃ⇒守ってやった、リードしなきゃ⇒俺の価値観が絶対、食わせなきゃ⇒俺が食わせてやったんだろ!となります。
そしてこのしてやった感には続く話しがあり、だから○○しろ!して当然だろ!と要求とセットになります。
そもそも先の3つの様な価値観は、体力的に劣る女性が生き抜くために編み出した「持ち上げて転がす」戦法なんですが、複雑化された現代では裏目に出てしまう事も多いようです。

おじさんの扱い方

先の項からも解る様に、今いるおじさんは原始的な雄本来の気質が色濃く残っています。
なので扱い方としては、褒めて担いで甘えて増長したらちょっと叱ってまた褒めるが良いような気がします。
まあ、傾向としてです。
当然、関係性によっても様々あるでしょうし、性格、家族構成、職業、学歴、得手不得手、育った環境、価値観、性癖、持病とみんな違うので一概には言えませんが、一つの方向性として覚えておいて損はないかと思います。

あとがき

いやー勢いで書いたので、まとまりが悪くて申し訳ありませんでした。
要所要所で参考にしてもらえるところがあればいいんですけど。。。

まあここまで書いて何なんですが、おじさんはおじさんと一括りにされるのが嫌いです。
そりゃぁそうですよね。それぞれ、皆違う人生を一生懸命生きて来たんですから。
またあなたが忌み嫌うおじさんがいたとしても、それは彼のたまたまの一面でしかないかもしれません…わかりませんが…
おじさんは特別な生き物としてしまうと受け入れられないかもしれませんが、一人の大人、人生の先輩として見て頂けたら、もしかしたら違った一面も見えるようになるかもしれません。
社会の多くを占めるのはおじさんです。皆さんにはちょっとずつ視点を変えて理解を深めて頂けると幸いです。
あ…細かい話は個別に対応しますので連絡下さいね。お忙しかったり遠方の方はオンラインもOKです。

※この記事は随時加筆修正を行っていく予定です。
※状況次第で削除する可能性があります。

以上 奇跡のおじさん 藤原幻

 

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