久しぶりの宝塚
結構長く観続けていることに驚き
女子憧れの夢の世界とは真逆に生きるおじさんが、宝塚歌劇団を観ているなんて意外と思われる方も多いのではないでしょうか。実は私と宝塚の縁は結構長くて、デビュー3年後の2005年秋に宙組和央ようか主演の「炎に口づけを」が最初ですから、かれこれ14年になります。もちろん来てくれた女性の皆さんに連れて行って貰った訳で、さすがに一人で観に行くのは躊躇します。まあ、チケットも取れないですしね。
当時は和央ようかが宙組で異例の長期政権を布いていた頃で、他には月組・瀬奈じゅん、花組・春野寿美礼、星組・湖月わたる、雪組・朝海ひかるが活躍していました。
この記事を書くにあたり当時の配役なんかを見直してみたんですが、後のトップスターになる逸材が当然のことなんですが下の方にいるのが何とも言えない郷愁めいた感情を引き起こしました。
そうそう、春野寿美礼主演の落陽のパレルモというミュージカルをオペラグラスで見ていた時なんです。兵士役の美人さんが私目掛けて銃を撃ったじゃないですか!ううっ…私、完全に撃たれました。胸を…その時の兵士が花組男役愛音羽麗ちゃんって美人さんだったんです。その後ファンクラブ入っちゃいましたもん。弾みとは言えファンクラブってものに初めて入ったんですが、いやぁ…良くわかりませんでした。
本人デザインのマフラーとか小物とか、いろいろ買わされるんですね。買いませんでしたけど。あとそれらを身に付けての出待ち。さすがにおじさんには無理でした。痛すぎでしょう。結局年会費だけ払って何にもなく一年のファンクラブ会員を追えました。
バカですねぇ。
それは良いとして、2014年に100周年を迎えた宝塚でしたが、最後の大物星組トップスター柚希礼音の退団以来、あまりパッとしなかった宝塚でしたが、今回は縁あってまた観に行けたので、ご報告しようと思います。
星組東京公演GOD OF STARS-食聖-紅ゆずる
宝塚歌劇団のステージは基本的に1部がミュージカル、2部がレビューと言った構成になっています。先ずは1部のミュージカル「GOD OF STARS-食聖-」からご紹介します。物語はこんな感じ。
そんな紅ゆずるの想い有ってか、1部のミュージカルGOD OF STARS-食聖-は、テンポある切れのいい展開に紅の表情が冴え、観ているこちらも思わず引き込まれて笑顔になってしまう大変楽しいステージでした。
第二部レビューÉclair Brillant(エクレール ブリアン)
スペース・レビュー・ファンタジア
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
宇宙から地球に舞い降りた青年が、世界各地を舞台に歌い踊る姿を描いた美しくゴージャスなレビュー。宝塚歌劇が大切に紡いできたクラシカルなレビューに、現代的な要素も取り入れた構成でエネルギッシュに展開致します。紅ゆずる率いる星組が一丸となってお届けする、煌めく閃光のような輝きに満ちたレビューをお楽しみください。
出典 宝塚歌劇公式ホームページ
最後のレビューは「The 宝塚」と言った王道のレビューで締めくくられました。ここでも紅ゆずるは一緒に退団する相手役である娘役トップの綺咲愛里に表情豊かにリードする姿が印象的でした。
宝塚歌劇団概要
阪急電鉄の創始者小林一三により大正2年(1913年)に兵庫県宝塚市で設立された、未婚女性のみのミュージカル劇団。劇団員は阪急電鉄の社員と言う肩書になる。
2か所の本公演が行われる大劇場と新人公演などを講演するバウ劇場を有する。
また、宝塚歌劇のステージの特徴の一つとして生オーケストラと銀橋が挙げられる。
オーケストラはメインステージと銀橋の間の窪みに配置されている。ミュージカルで生のオーケストラが演奏するのは宝塚ならではだろう。
銀橋は宝塚歌劇の見せ場と言っても良いステージで、客席とスターの距離が近くなりより迫力のある演技を観ることができる。
宝塚大劇場
〒665-8558 兵庫県宝塚市栄町1-1-57 MAP
宝塚歌劇インフォメーションセンター[宝塚大劇場]
0570-00-5100
10:00〜18:00(水曜定休)
収容人数 2,550席
施設 バウホール客席数500 レストラン 喫茶店 ステージスタジオ
東京宝塚劇場
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1‐1‐3MAP
宝塚歌劇インフォメーションセンター[東京宝塚劇場]0570-00-5100
10:00~18:00(月曜定休)
収容人数 2,065席
キャトルレーヴ(グッズ販売) 売店
上海、マカオ、シンガポール等のゴージャスでスタイリッシュな現代のアジアを舞台に華やかに描き上げる、アジアン・クッキング・コメディー。