元AV男優のレンタル彼氏出張ホストがAV業界や撮影現場を解りやすく解説

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はじめに

女性の皆さんはAV(アダルトビデオ)はご覧になったことはありますか?

男性はほぼ100%見たことがあるでしょうけど、女性となると観たことがない方もおられるのではないでしょうか。

まあ、端的に言えば男女の性の営みをテーマに作られたエンターテイメント作品をAV(アダルトビデオ)と言います。

もっと簡単に言えばエロビデオのことです。

私、出張ホストレンタル彼氏彼氏代行藤原幻のキャリアをお話しすると一番興味を持たれるのがこの話なので、皆様の興味に応える一環として文章にしてみますね。

何でGENが?という方は「自己紹介」をご覧になって頂くとその辺の経緯がお分かりいただけるかと思います。

AVに関して細かく解説すると長くなってしまうので、ここでは「観たことがある」という前提で話を進めさせていただきます。

連載するかどうかは気分次第なんですが、今回はAVってどうやって作られているのかザックリ書いてみたいと思います。

AVが出来るまで

AVが撮影されて作品になるには次のようなプロセスがあります。

  1. AVメーカー:AV作品を企画し販売する会社(元受けのようなもの)
  2. 制作会社:実際にAVを撮影・編集して作品を作る会社(下請けのようなもの)
  3. プロダクション:女優さんが所属する会社(人材派遣のようなもの)
  4. 男優:ほぼフリーランス(制作会社から依頼されることが多い)
  5. 汁男優:団体で管理されている(汁男優とは精子を出すだけの男優。交通費よりギャラが安かったりするので兼業で趣味でやられている方が多い。)
  6. 協賛会社:たまにですが、アダルトグッズ(大人のおもちゃ)の会社がいろいろ持ってくることがある。

1が販売したい内容を2に依頼。

2は日程や場所を決め2からイメージに合う女優をセレクト。男優は自分たちのストックからチョイス。単体(有名女優)の場合は1・2間で決まっている。

2・3・4(5)で撮影。2が編集。

1がプリント会社に依頼してDVDやパッケージを製作しビデオ屋さんに卸す。

またはホームページにUPして収益を上げる。

こんな感じです。

撮影場所や内容によってちょっと違うので、そこは分けて書きます。

撮影現場

現場の人員構成

スタッフ

  • 監督:Vカメが兼ねることがある(制作会社の人だったり、外部の人の場合もある)
  • 助監督:いることも有るらしいが会ったことはない。
  • Vカメ:ビデオカメラのことで動画担当(外部の場合もある)
  • スチール:スチールカメラ一眼レフ等のいわゆるカメラで静止画担当(外部の場合が多い)
  • メイク(ほぼ外部)
  • アシスタント:複数人いることが多い。雑用全部。場合によっては出演もある(ほぼ制作会社)

演者

  • 女優:内容によって単体~大勢(プロダクションから派遣)
  • 男優:内容によって一人~大勢(制作会社との個人契約が多い)
  • 汁男優:大勢(外部)
  • エキストラ:ドラマ物等(エキストラ派遣会社)

スタジオ撮り

AVスタジオ

朝の段取り

予めスタジオが決まっている場合は、スタッフ・女優・男優それぞれが決まった入り時間に自力で現場入りします。

先ずはスタッフが9時前位から設営をします。

小道具やライト・カメラなどの機材を搬入し、現場の家具やベッド等を配置します。

メイクさんはメイクルームの段取りをします。

そんなこんなしているとプロダクションからマネージャーに連れられて女優さんが到着します。

マネージャーが同伴することを「入れ込み」と言います。

なんだかんだ言ってもAV女優になる方は曲者が多いので、一人で任せると当日来なかったり(女優が飛んだ)遅刻したりする方が少なくないんです。

そうなるとプロダクションは責任を取らなければならなくなります。

作品のイメージは決まっているのでそれに合う代わりの女優を探さなければいけませんし、いなければ現場は流れます。

そうなるとスタジオやスタッフ・男優に掛る賃金を全て負担しなければいけなくなってしまいます。

そうでなくても現場は押してしまいますので、作品が撮り切れるかわかりません。

なのでよっぽど信頼できる女優で且つマネージャーが大忙しの時以外は大抵ついてきます。

入れ込んだら帰っちゃいますけどね。

スタッフ段取りをしている間に女優さんはシャワーとメイクの時間、この位の時間に朝一絡む男優が到着。

サクッとシャワーを浴びて今日の段取りの説明。

台本が有る時には渡されますが、なければ口頭で説明されるくらいです。

女優さんはメイクが終わるとスチールとイメージ撮影。

これは作品の表紙に使われるもので内容によっていろいろなんですが、清純をイメージした内容の場合は着衣で路上撮影、過激なものはスタジオ内で過激な衣装や裸で撮影されたりします。

これが終わると軽く挨拶をして撮影開始です。

撮影

プロローグ

設定によって内容は様々ですが、先ずは設定に合わせて小芝居を打ちます。

台本は有ったとしても全体の流れ位しか書いていないことが多いので、台詞は即興で考えることが多いです。

インタビュー形式だったり、何かのシチュエーションが有ればそれに倣い、こんにちはからエッチをするところまで話を持っていきます。

当然時間が決まっているのでその間で会話を成立させなければなりません。

そして絡み。

やることは普通の男女の絡みなんですが、やはりプロの作品に仕上げるには「普通じゃない」ことがいくつもあります。

先ずは見えなきゃ話にならないというところです。

昔、まだモザイクがきつかったころはそれほど意識をしなくても良かったのですが、今は薄消しだったり海外動画サイトにいたってはノーカット(モザイクなしのモロ画像)するのでどうしても見せることを意識しないといけません。

昔はいかに見せないか、今はいかに見せるかと180°変わっています。

前戯

普通のキスがお互い正面を向いてするのに対しAVでは30°位の開きを加えて下の動きや唾液が良く映る様にポジショニングします。

乳首も横から舐めます。

乳首は横から舐めます

出っ張っているところはまだいいのですが、引っ込んでいるところはなかなか大変です。

女優さんにはお尻の穴が見える程度に腰を前に出してもらい、横に足を抱え込んでもらわないと男優の頭のスペースが作れません。

右利きの男優は右にポジショニングするといろいろ作業がしやすくなります。

女性器を開くような簡単な作業は左手で足を抱え込んで上からいきます。

そうするとクリトリスへの愛撫や指挿入等の細かな作業を右手で行えます。

またローションやおもちゃの受け渡しも右手ならスムーズです。

この時Vカメはやや左前方から撮ってその上から照明が当たる形になります。

照明の位置によっては、性器が影になってしまう場合があるのでそれぞれが気を使いながらポジションを変えていきます。

フェラチオ

フェラになると男優は受け身になるのでちょっとだけ気は楽になりますが、今度はオチンチンが主役になってくるので気は抜けません。

この時求められるオチンチンの使命は起っていること。

男優の使命は起っていること

フニャフニャじゃ前の女性の愛撫で興奮していなかったことになってしまいます。

現場ではこの間にスチール撮りやフェラの流れを話したりしていることが有るので、例え興奮していたとしても覚めてしまいます。

ではどうするか。

しぼむ前にしごいたり振ったりして何とか起ちを維持するんです。

半起ち位なら何とかなるのでフェラ前にそこまでもっていきます。

フェラの最中は妄想を膨らまし「気持ちいいよ」「いやらしいね」「そんなに欲しかったのかい?」等と普段は絶対言わない言葉を発して自身を鼓舞します。

当然カメラ位置、フェラのパターン、時間を気にしながらです。

Vカメが終わるとスチールです。

最初からのパターンを制止して繰り返します。

動きがないので当然しぼんできます。

その時は「ごめん、ちょっと舐めて」とかお願いして回復を手伝ってもらいます。

本番

フェラの最後の状態から流れを作って挿入に持っていきます。

女優さんの濡れがあまい時には予めローションを仕込んでおきます。

フェラで起ちが回復するとVカメが「回ったーっ!」と声を掛け撮影再開。

最初の挿入は正上位が多いのですが、男優は被らないように女優に対してほぼ直角か反り気味で挿入をします。

そこから結合部と女優の顔が同時に映る様に片足を上げる「股抜きや」結合部とアナルが見える「蟹股」等正上位だけでも数種類の体位をこなします。

これは男優の動きにVカメが合わせたり、Vカメのポジション取りに男優が合わせたりいろいろなパターンがあります。

何にしても結合部分は見えているか、陰になっていないか常に気にします。

また、女優さんは痛がっていないか、乾いてきていないかどうかにも気を配ります。

体位は正上位で始まり騎乗位⇒横臥位⇒バックのそれぞれのパターンをVカメのディスプレーの時間を見ながらペース配分をしてこなし、正上位に戻り発射の準備に取り掛かります。
挿入

発射オーライ

ここから発射に至るにはどうしても避けて通れない仕事があります。

それがスチールです。

挿入時のスチールの入れ方には2パターンあって、体位を変えるごとにスチールを入れる。

流れを全部取ってから改めてスチールを入れる。

私は体力的に前者が良かったので、細かく入れてました。

となると発射前に流れをいったん止めて最後の正上位前のスチールを取らなければなりません。

ここだけ後からもできるのですが、射精後にまた挿入するのはしんどいのでラスト5分で一旦Vカメを止めます。

スチール撮りが終わって流れを作ったところでVカメの「回ったーっ」が入ります。

時間までに射精感を高めVカメがOKの合図を出したら一気にスパートをかけて決まった位置に発射となります。

「大砲 発射」の画像検索結果"

お掃除フェラが終わると男優は掃けてVカメが女優の余韻を撮るのですが、そこでどれだけしんどくても息遣いが入らないように男優は呼吸を抑えなければいけません。

最後に射精のポーズとお掃除フェラのスチールを撮って終了です。

本番後

女優はシャワーを浴びてメイク直し、スタッフは片付けと段取り変え、絡みの間に次の男優がスタンバイ、1絡みで終了の男優はギャラをもらって領収書を書いて帰宅。

まだ撮影する場合は待機。

大体このタイミングでお昼ご飯を食べることが多いです。

スタジオには何社かお弁当屋さんが出入りしているので好きなものを注文できますが、臭いのきついものは演者は食べないようにしています。

 

ロケ

朝の段取り

ドラマ形式の内容の場合、温泉やアウトドアなどのロケーションが必要になってきたりするのでテレビドラマと同じように全員そろってロケバスやワゴン車で移動します。

その時良く使われる集合場所が「新宿駅西口スバルビル前」「池袋西口マクドナルド前」なんです。

都心で車が停めやすいスペースがあるということなんですが行ってみると、いるわいるわ…

新宿駅西口スバルビル前朝9時のロケバス渋滞待ち合わせ時間もどこも大体9時ごろなのでいろいろな撮影隊がひしめき合っていてどれがどれだかわからないんです。

中には知り合いもいたりして、何とか情報を収集して自分の撮影隊に合流するといった感じです。

そんな中に一際輝く美しい女性がいます。

「お!今日のお相手の女優か⁉」と心ときめかせていると、腰に何やら入ったポシェットが…

メイクさんか…(;一_一)

朝一番に完璧なメイクとヘアメイクをしてくる女性ってメイクさんしかいないんですよ。

女優さんはマネージャーの車で入れ込みだったりするので、大抵ノーメイクで帽子を深くかぶってサングラスを掛けていたりするんです。

現場でメイクするので当然と言えば当然なんですが、気持ちは上がりません。

そして高速を走って現場に到着し各自持ち場に着く。

スタッフは現場の段取り、女優さんはメイク、男優やエキストラは全員待機。

この間に台本が配られたりするのですが、まだ書き終わってない監督がいたりすることがあります。

そうなると…押して押して…終わりがてっぺんを回る(午前0時を過ぎる)ことも”(-“”-)”

女優さんのメイクが終わってイメージのスチールが終わると撮影開始です。

長い待機時間

役者の方々が「待つのも仕事」と撮影裏話などでよく口にしますが、AVのロケも一緒です。

朝一の絡みの後12時間も待たされたことがあります。

また、思い付きで撮る監督だといつ自分の出番が来るか予測できないので、ずっと緊張状態でいさせられたりすることも有ります。

待つのも仕事

待つ場所もきちんとした部屋ならいいんですが、真冬に暖房のない隙間風だらけのボロアパートで一日待機させられ女優さんが熱出してしまったなんてことも有りました。

当然段取りがきちんとしていればこうはなりません。

出番

ひたすら長い待ち時間を経て、いよいよ自分の出番です。

撮影風景はテレビドラマの撮影現場を想像してもらえるとそんなに遠くはないイメージができると思います。

スタジオ撮りと違ってロケではドラマ物が多いので、性行為以外の演技や台詞が多くなります。

しかも主要なセリフしか台本にないので間をアドリブで埋めていかなければなりません。

淫乱居酒屋

性行為はAVに出るような方々はそれなりに経験があるのでちょっと応用を利かせればよいのですが、演技となるとそうはいきません。

はっきり言って難しいです。

自分の感覚と実際画面に映し出される姿とのキャップに驚かされます。

キメ顔をしているつもりがボーっとしているように見えたり、シリアスな場面でへらへらしていたりと、全く思うようにいきません。

テレビや映画、舞台の俳優さんってほんとにすごいんだなぁと感心させられました。

絡み

モノにもよりますが、絡みはスタジオ撮りが性器や結合部を鮮明に撮りたがるのに対してドラマ物は話の流れを重視します。

つまり背景を絡めて男優も表情を撮られますし、役柄になりきって台詞を考え行為の中にちりばめなければなりません。

 

カットが入るところも決まっていたり、スチール撮り(写真の撮影)も最後にまとめて撮ったりこちらのペースは反映されません。

基本的に監督のイメージを具現化しなければいけないので、性行為自体も役の雰囲気や元々の設定に合わせていろいろ指示されたりします。

その時監督によってはイラっとさせたり萎縮するようなことを言ったりする馬鹿なやつもいたりするんです。

そうなると男優は起ちを維持できなかったりするんです。

これが地獄の始まりです。

起ち待ち

起ち待ち

一番怖い状態です・・・

同じ性行為でもプライベートと撮影では、同じ行為をしたとしても頭の中の状態が全く違います。

プライベートが仮に性的興奮が50%・相手への興味30%・行為の組み立て20%だとします。

これが撮影になると性的興奮5%・相手への興味5%・プレッシャー40%・行為の組み立て20%・画角20%・時間配分10%と言った感じになります。

ドラマ物になるとここに役柄や台詞が入ってくるのでますます頭の中はぎゅうぎゅう詰めになってしまっています。

そこで不適切な指示が飛ぶとあってはならない怒りや不安といった感情が入ってきてしまうので、ただでさえ少ない性的興奮がバッサリと削げ落ちてしまうんです。

男性器の勃起は100%が性的な興奮に起因した現象です。

その性的興奮がが無くなるどころかその他の阻害要因が頭の中を支配してしまうので、ゼロ以下マイナスの状態に陥ってしまうのです。

女優は濡れなくても代替え品で画は撮れますが男優は勃起しなければ画になりません。

ここから何とか起たせようと男優はもがき苦しみます。

「男優さん起ち待ちで~す!」の声が掛かるとスタッフは一斉にこちらに背を向けます。

男性は気持ちがわかるのでプレッシャーを掛けないよう気遣ってくれているのでしょう。

ここで良い女優さんはキスしてくれたりフェラしてくれたりとプライベートな雰囲気を演出してサポートしてくれます。

地獄で仏とはこのことで復活も早いです。

しかし、すぐその場を離れスタッフに「今日ケツがある(この後予定がある)んだけど、何時に終わる?」とか話しだす女優もいます。

プレッシャーの上塗りですね。

こうなると簡単にはいきません。

妄想を広げてひたすらオチンチンをしごくのですが、頭の中に雑念が入ってきて思うようにいきません。

その内監督があきらめて、撮影の順番を入れ替えて時間を作ってくれることがあります。

くれるといっても起ち待ちのほとんどは、監督と上手くいかなくて起きています。

男優の首を絞めれば即自分に返ってくるということを学習できない監督が結構いるんです。

困ったものです。

撤収

なんやかんやで全部の撮影が終わると片付けをして朝の集合場所で降ろされます。

その時点で終電が無いこともしばしば。

女優さんは大体がマネージャーが迎えに来るのですが、男優は・・・どこかで夜を明かさなければいけなかったりします。

男優は厳しいぜ

作品完成

撮影したVTRは後日、制作会社が編集をしてメーカがパッケージングし販売店やレンタル・地上波放送に卸されます。

そして皆さんの目に触れる所となります。

まあ、結論としてAVは観て楽しむのがベスト、作る側に回ったら夢も希望も興奮すらもありません。

なんてことを言っても作り手は、やはり観てくれる皆さんのことを第一に考えて作っていることは間違いありません。

これはこれとして、AVを観る時には忘れて楽しんでいただけると幸いです。

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