東京カレー激戦区「神保町」
最近カレーがマイブームなんです。
ラーメンも面白いんですが、最近は全国各地でカレーを頂くことが多い気がします。
今回は東京カレー激戦区「神保町」に突入してきました。
神保町は古本の街として広く知られています。
同時に有名大学や専門学校が数多くひしめく若者の街としても知られています。
そんな環境ですから、手軽でボリュームのあるカレーがウケたのも納得できます。
最近は見た目も華やかでサラッとした「スパイシー系カレー」が台頭してきましたが、日本人の魂に刷り込まれたドロッとした「欧風カレー」もまだまだ人気です。
神保町は都営地下鉄三田線と新宿線、東京メトロ半蔵門線がそれぞれ乗り入れています。
神保町カレーブームのフラグシップ
既に何軒か有名店は回ったのですが、写真を撮ってなくて…
今回は忘れなかったのでボンディーを紹介したいと思います。
ボンディーは昭和48年に初代村田紘一氏が創業した老舗のカレー店です。
現在は二代目の信輔氏が引き継いでいるようです。
店はビルの二階に有るのですが、ビルの前まで来るとカレーの美味しいにおいが漂ってきます。
でもさすが人気店、簡単には食べさせてくれません。
連日の満席でコアタイムを外しても二階へ通ずる階段まで行列が続きます。
ただカレーだからか要領が良いのかは分かりませんが、15組位の行列でしたら30分位で席には付けます。
いやぁ、ボンディーの人気は凄いです。
大抵の有名店は夕方は簡単に入れちゃったりするんですが、ボンディーだけはこんな感じです。
こんなボンディーの人気にあやかって神保町にはカレー店が集まり一大ブームを巻き起こったんです。
美味いぜボンディー
ボンディーのカレーのデフォルトはビーフカレー。
他にもポークやチキン、アサリにキノコ更には牡蠣カレーなんてラインナップなんですが、殆どの方はビーフカレーを注文していたので初見ということも有りそれに倣いました。
ドロッとした馴染み深いカレーはベシャメルソースにカレーの素材を足したものだそうです。
また、このソースポットが郷愁をそそります。
子供の頃、レストランのカレーはご馳走でした。
どこで食べても魔法のランプのようなカレーポットとに入っていて、家庭とは違うスペシャルな料理としてテンションが上がったことを覚えています。
今みたいに「カレーでいいか」なんて思いで食べることなんてまずなかった気がします。
なんかそんな懐かしい思い出が蘇る演出です。
レストランらしい野菜の見えないカレーソースの中にはビーフの塊がゴロゴロ。
一口で頬張ってもほろほろと解けるのでガツガツいけます。
辛すぎず甘すぎずそれでいてスパイスをちゃんと感じるバランスの良いカレーでした。
神保町カレー探索の出発点に最適なお店です。
ボンディーはここです
神保町本店
千代田区神田神保町2-3-8 神田古書センタービル2FMAP
神保町駅A6出口を出たら真後ろ方向にぐるっと回って右側のビルです。
03(3234)2080