かなり以前の日記を掘り起こしてみました
外付けハードディスクの整理をしていたところ、30代の頃に書いた日記がいろいろ出てきたのでこちらで紹介していこうかなと思っています。写真は撮ってなかったり、今のホームページの状態では使えない物もあるので他から持ってきたものもありますのでご了承ください。
2003/6/16 とんかつ茶漬け
またまた食べ物の話題です。今回はこのひとりごとの為に!喰ってきました!
場所は、眠らない街新宿歌舞伎町一番外入り口角。茶色ののぼり旗に、とんかつ茶漬けとでかくかかれているので迷う人はいないでしょう。店の中の作りは、意味もなく長くなるので省略。店は土曜日と言うこともあってか満席状態。人気店なのか立地条件が良いだけかはたまた物珍しいだけかは不明。
この店はとんかつ茶漬けの専門店と言うわけではなく、普通にとんかつも出すのですが、客のほぼ100%がとんかつ茶漬けを注文しているのです。ならばある程度期待が持てそうだということで、自信を持って「とんかつ茶漬け」を注文しました。しかし、とんかつと茶漬けが何で又出会ってしまったのか・・・アラスカのエスキモーがニュージーランドの牧場の娘と結婚するくらい、縁の薄い関係だと思うのですが・・・と、考えをめぐらしていると、テーブルの上に御丁寧な、マンガの解説が置いてありました。それによると、元々「とんかつ茶漬け」は、電子レンジなどなかった時代に、残ったとんかつを暖かくして食べられるように工夫された「賄い食」だったそうです。それを、話の小耳に挟んだ常連さんが、自分にも食べさせてくれと言ったのを切っ掛けに、味が評判をよんであれよあれよと言う間に、看板メニューにのし上がってしまったと言うことらしいです。
先ず、最初に出されたのがお漬物3品、野沢菜、大根の醤油漬?、梅干。いかにもお茶漬けの雰囲気。そして、メインキャストのとんかつの登場!何故か焼いたグリルプレートに乗ってジューと音を立てている。しかもその上に炒めたキャベツが・・・なんで生じゃないの?ちょっと意表を衝かれ疑いが顔を上げましたが、とりあえず喰ってみることに・・・
GENはあまりソースは使わないので(味は好きだけどソースの味しかしなくなちゃうのが嫌なんです)醤油をセレクト、少なめにとんかつにと言うよりは乗っかってるキャベツにかけて「いっただっきまーす!」
先ずはキャベツから。「ん!これは!」きわめて普通のキャベツいためでした。
気を取り直してメインのカツへ。「お!なんだよこれ!」汁を吸って衣がべチャべチャだよ。
まあ、カツは普通の厚みで、衣はちょっと厚いかな。衣とキャベツのサクサクした食感はまるで楽しめないものの、キャベツをいためてカツの上に載せたことで別の感覚(カツ野菜炒め?)がでたかな?
ここまではまあ、普通の点数をあげましょう。なんてったって「とんかつ茶漬け」なんですからね。
半分ほど食べ進んだところで、いよいよお茶の登場です。ご飯の上に残ったカツを4切れほど載せ、その上にキャベツと先に登場したお漬物を載せたっぷり目にお茶をかけました。お茶漬けとしての見かけの完成度はなかなかのものです。カツによってビルドアップされた山のような具と、カツの油が溶け出して揺らめくお茶が何とも言えない力強さと繊細さを醸し出しています。
うりゃ!とばかりにカツと他の具とご飯が離れないように口に押し込むとなんと!なんと!なんと?・・・?普通じゃん。
比喩が出てこない・・・そのまんま・・・カツとキャベツ炒めをお茶漬けにして食べた味・・・他に言いようがない。というより、とんかつを食べた気がしない・・・
不味くはないのでそのまま掻き込み、「ぐぉちそーさま・・・」
まあ、人それぞれ感じ方は違うと思います。歌舞伎町の玄関口の老舗のナンバーワンメニューには間違いないんですから、きっと他の意見も出てくるかと思います。食べた方は是非感想を聞かせてくださいね。お店の方、勝手なことを勝手に書いてごめんなさい。でも、クレームは受け付けませんのであしからず。
こんな感じです・・・
何と言ったらいいか…なんだか元気ですよね。
こんな感じで過去を色々掘り起こしてみたいと思います。
その他過去の日記に関する記事はこちら