やっと出会えた折尾の立売駅弁
こんにちは、レンタル彼氏出張ホストおもちゃのGENです。
今回も福岡で美味い物と巡り合ってきましたのでご紹介します。
電車の高速化で今や絶滅危惧種と化した天売の駅弁ですが、福岡県の「折尾」という駅ではいまだに現役で残っているんです。
その折尾駅の名物弁当が「かしわめし」なんです。
折尾駅は北九州市にある乗換駅で鹿児島本線・筑豊本線・福北ゆたか線が交差する。
かしわめしは大正10年に折尾駅で「筑紫軒」という弁当屋から生まれました。
画一的な駅弁に嫌気を指した創業者が郷土色のある弁当をと言う事で、鶏スープで炊いたご飯に鶏肉と卵をあしらった「親子めし」を開発。
しかし、「親子めし」は「親殺し」に聞こえることから「かしわめし」に変更。
戦時中の国策で企業統合がされて筑紫軒は現在の東筑軒となった。
とまあ、こんな歴史のある弁当が不味い訳がないじゃぁないですか。
食べないという選択肢はないでしょう!
勿論切っ掛けは秘密のケンミンショーです。
何年か前の放送で知ったのですが、それから何度も福岡には来ていたんですがタイミングが悪くずっと食べられないでいたんです。
今回は上手いこと新幹線のタイミングに合ったので、福岡駅のお弁当屋さんで購入できました。
ご飯が美味しい伝統のかしわめし
ビジュアルは知っていたので驚きはしませんでしたが、やっぱり気になるそぼろの少なさ・・・
3分の1って少なすぎやしませんか?
元が親子めしなので卵は解ります。
海苔が・・・そぼろと同比率って・・・
カサ増しが過ぎるんじゃないですか?
まあ、念願かなったわけですから頂きますよ。
お弁当箱は木製の折箱です。
プラスチック製と違い、ご飯から出る湿気を吸ってくれるのでべちゃっとなりません(崎陽軒と同じです)。
先ずは期待薄な海苔の所から・・・
おやぁモッチリとしている。甘めだけれど味がしっかりしている。美味い!
海苔の部分だけ食べ進めていったが全く物足らなさを感じない。
これは良い!次は卵ゾーン。
錦糸卵が甘辛さを緩和して優しい味に。
ここまでで結構満足。
最後のメインのそぼろに取り掛かると・・・うぅん濃い。
最後に来てかなりな食べ応え。
でもお腹が満足しかけたところで濃い味は一気に進んで良いかも。
最初はちょっとどうかと思ったかしわめしのビジュアルでしたが、食べ進めるほど人気の秘密が理解できたような気がしました。
東筑軒のかしわめし、伝統の味感服しました。
概要
東筑軒

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